スイス人の映像ディレクターとサウンドエンジニアの方が来日して、私の揮毫風景と新大久保・全龍寺の教室での指導風景を撮影して行かれました。
世界の国々を取材してドキュメンタリーを制作するということでした。
スイスで私の作品を購入した方のお宅で作品を直接見て、私に会ってみたいとコンタクトして来て下さいました。
ドキュメンタリーの日本でのテーマは「呼吸」とのこと。まさに書を書く時は両足を地面に踏ん張り大地の呼吸を確かめながら、それに逆らわないように、時には荒々しい呼吸で時には優しい流れのような息使いで一気に制作します。
呼吸をいかに自分の手中にするかに作品のよしあしがかかわってくるものだと思います。