フランス サンリス「第一回アート・サクレ
フェスティバル」に二点の作品を出品しました。
サンリス市の聖ピエール教会に4/21〜28に展示されました。
今回は書道の展覧会ではなく、アート全般ということで、書の領域に拘らず、思いっきり自分の心の赴くままに制作してみました。
海外展におきましては、度々「月」を素材としたものを発表してまいりましたが、今回も‘壮大なる宇宙と人間の根源的な哀しみ’をテーマにしています。
「日月」・・金文又は鐘鼎文といわれる中国の殷・周代にみられる青銅器に見られる文字を素材としています。濃墨、淡墨、宿墨、顔彩、金箔を使用。
「月・しばらくは花の上なる月夜かな」・・下地には実は「山」の文字が隠れています。書いたものの裏を表面に持ってきて、赤の紙と貼り合わせました。墨、金箔。