日本詩文書作家協会書展
ー詩歌と書の世界ー
6/7(火)〜12(日) セントラルミュージアム銀座
入場料: 無料
毎日書道展や創玄展よりも小さいサイズの展覧会です。
今回は森岡静江も出品しています。
鈴木真砂女の辞世の句とされている以下の句を書きました。
「来てみれば花野の果ては海なりし」鈴木真砂女句
季語は花野で秋。秋の草花の咲き乱れる野を指します。
波乱にみちた真砂女の生涯を走馬灯のように駆け巡るような句です。
「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」芭蕉句を想起させられます。芭蕉の見たものは、冬の枯れた野原でした。しかし、真砂女は人生最後に花野に辿りついた。そして、その向こうには広大な青々とした海が見えたのですね。なんとも美しく壮大なスケールの句です。
96才の生涯でした。
私にはとても表現しきれない素晴らしい句ではありますが、その句をどうしても書きたいという想いだけで筆を取ってみました。
是非、ご高覧下さい。
ー詩歌と書の世界ー
6/7(火)〜12(日) セントラルミュージアム銀座
入場料: 無料
毎日書道展や創玄展よりも小さいサイズの展覧会です。
今回は森岡静江も出品しています。
鈴木真砂女の辞世の句とされている以下の句を書きました。
「来てみれば花野の果ては海なりし」鈴木真砂女句
季語は花野で秋。秋の草花の咲き乱れる野を指します。
波乱にみちた真砂女の生涯を走馬灯のように駆け巡るような句です。
「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」芭蕉句を想起させられます。芭蕉の見たものは、冬の枯れた野原でした。しかし、真砂女は人生最後に花野に辿りついた。そして、その向こうには広大な青々とした海が見えたのですね。なんとも美しく壮大なスケールの句です。
96才の生涯でした。
私にはとても表現しきれない素晴らしい句ではありますが、その句をどうしても書きたいという想いだけで筆を取ってみました。
是非、ご高覧下さい。