詩文書部 秀逸 上から順に
佐藤鷺青(新大久保書道教室)
昨年は漢字部で特選を受賞したが、今年は詩文書での受賞。波に乗ってきた感。構成力、作品の見せ方など心得てきた。しっかりとした草稿作りから培ってきた成果が出ている。
渋沢碧蒼(銀座書道教室)
隷書を基にした詩文書。どっしりと安定感があり、線に温かみがある。実力がついてきただけに、自分だけの何かを掘り当てられるよう感性を研ぎ澄ませていって欲しい。
藤澤鶯夕(銀座書道教室)
初受賞を果たした。ここからが本当の険しい道のりだと言うことを覚悟して欲しい。作品はリズミカルで明るく屈託ない。これからももっと伸びしろがある。
米倉麦洲(銀座書道教室)
この人はよく書く。練習量に比例して実力は上がっていくものだということを実証してくれる。愚直なまでに書に向かう姿勢が美しい。カタカナの横書き作品も板についてきた。颯爽と切れ味がある。
吉田恵暢 (赤羽書道教室)
ここ近年、自分の力で作品をまとめ上げるようになったのが嬉しい。実力は確実に着々とついている。詩文の選定から構成と、創作の醍醐味を味わっている。どっしりとした線が頼もしい。